旅先で事故に遭った。
幸い怪我はムチ打ち程度だったけれど、まりお自慢の
車高の高い(今回のポイント)大きな車の側面は両側とも潰れ大破。両側の窓ガラスはすべて割れた。
一歩間違えば死んでもおかしくないぐらいの事故。
ガードレールがなければ私たちは横転、大怪我だったことだろう。
原因は反対車線の軽自動車が車線をはみ出したことによる衝突。その後相手はガードレールに正面から衝突して止まり、横に当てられた私たちは
高橋レーシングばりの片輪走行のままガードレールに何度もぶつかり停車。
最大傾斜はタイヤ痕と車体の傷から恐らく45度は超えたんじゃないだろうか。車体のありえないほど上の方にガードレールで切れた後があった。
テレビでも見てるようなカーアクション。
バリバリと車が壊れながら私の発した言葉は
『マジで〜!!』(斜めになりながら)。
意外と冷静なんだな、こういうときって。
いろんな思いが駆け巡っていたけれども、多分くだらないことだったと思う。走馬灯のように・・・とか言うけど、もっと現実的なことを考えてたような気がする。
まりおが気づいてハンドルをきるもよけきれなかった。相手は軽、こちらは大きな車、もしも正面衝突だったらと思うと・・・。
しかもまりお側に衝突されたので車高の低い車に乗っていたらまりおはどうなっていたんだろう。
走っているとき、反対車線から軽がこちらに向かってくるのがまるでスローモーションのように見えた。そのおかげで身構える時間があったのか、事故の大きさの割に外傷は少しの打ち身と足を切っただけで済んだ。
100%向こうが悪いのに、少しも気持ちのこもっていない「すみませんでした」という言葉にキレそうになりながらもグッとこらえた。
言ってやりたかった。
『こっちが避けなければアンタは死んでいたんだぞ!』と。
今回私はこの旅になんだか行かないほうがいいような気がしていた。
まりおにもそう話していたし、どうしても部屋を綺麗にしておかなきゃいけない気がしていた。
出発してすぐ、交通安全の身代わり守りの紐が切れて落ちてしまった。結びなおしながら「縁起が悪いな〜」なんて言ってると、もうひとつのお守りが落ちた。
不思議だけど虫の知らせってホントにあるんだね。
いくつかの偶然が重なって怪我が最小で済んだんだね。
もしかしたらもっとひどい事故に遭うのをお守りやご先祖様が助けてくれたのかなぁ。なんて話しながらレンタカーで家路についた。
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